クリーンルームの乱流方式について

クリーンルームは空気を循環させることで浄化機能を保っていますが、循環方向によって垂直一方向流方式と乱流方式とに分類されます。
天井から吹き出し循環させる天井ダクト乱流方式がクリーンルームでも多く見られる方式です。設備コストが安くて済みますし、管理も容易だからです。吹き出し口にフィルターをつけており、部屋一杯に乱れた気流で拡散します。床からの巻き上がりが起きやすかったり、ダクト内を清掃する必要性が出た場合に天井にあるため作業が大変というデメリットはあります。
高レベルの浄化度を保つには天井面に均一に装置を配置して垂直に上から下に空気の流れを落とす方式を取られます。室内全域が均一に浄化されるからです。
ただ、建築のコストや設備コストが高くなりますし、管理やメンテナンスも大変です。作る製品やその目的に合わせて浄化レベルは異なります。そのため、費用はかかってもそれに合った方式でクリーンな状態を保つことが大切です。

クリーンルームの層流について

クリーンルームの層流 クリーンルームでは、空気中の塵芥を除去するためにHEPAフィルターなどの高性能なエアフィルターを通して清浄な空気を送り込み、塵芥を含んだ汚れた空気をクリーンルーム外へ排出する空気循環システムが備えられています。
このような空気の循環方式の中のひとつに、気流が特定の方向に流れていく一方向流という制御方式があり、層流と呼ばれています。
層流によって塵芥が排出されることで、クリーンルーム内の清浄度を保ちます。この層流は空気の流れる向きによって二種類分類されます。ひとつは天井に吹き出し口があり床面のグレーチングに吸い込み口がある垂直流(ダウンフロー)で、もうひとつは片方の壁面から空気が噴出しもう一方の壁面が吸い込み口となる水平流となり、それぞれがクリーンルームにおいて利用されています。
一方で、空気の流れる方向が定まらない非一方向流という制御方式もあり、清浄度では上記の一方向流に比べると低いものの、コスト面で有利なためこの方式も広く利用されています。

『クリーンルーム 乱流』
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